WORKS
「青い鳥停留所」から生み出される、様々な作品。
このページでは、その作品が生み出される工程をご紹介しています。
一つ一つ丁寧に、手作業で生み出される世界をご堪能下さい。
幾何学シリーズ
ここでは、多数ある「幾何学シリーズ」の作品の中から、『円型幾何学ネックレス』の制作工程をご紹介いたします。
作業時間は30~40分程度です。
(1)準備
作業に使用する各種パーツ、及び工具を用意します。
使用する工具は平ヤットコとペンチ、カン開閉用の指輪です。
(2)固定金具を作成する
パーツ同士を固定する金具を作成します。
使用する箇所に合わせて留めの強さを調整するため、都度手作業で長さを調整しつつカットし、制作します。
(3)パーツ同士を固定する
繋ぎ合わせるパーツを、制作した固定金具で固定します。
固定金具の閉じ口にズレや隙間があると、お洋服に引っかかったり皮膚に当たったりするため、微調整しつつしっかりと閉じます。
(4)(2)~(3)を繰り返し、パーツ群を作る
比較的固定を強くする箇所をまとめて、個別に制作していきます。
固定を強くする=ほぼ動かない箇所、となります。
写真は完成した大き目のパーツ!
大きな〇の固定部分は、破損防止のためにちょっとだけ緩めに留めて、右端の小さな〇は装着時の動きを計算してさらにゆるく留めています。
この作業を繰り返し、大きなパーツ群を作っていきます。
(5)全てのパーツをまとめる
ある程度まで大きなパーツが完成したら、それらを繋げてデザインを完成させます。
この時、大きなパーツ同士を固定する金具はかなり緩めに作ることで、身に着けた人の動きに合わせてフィットする作品に仕上げていきます。
(6)チェーン、及びネックレス金具を繋げる
ネックレスのチェーンと、カニカン、アジャスターを完成したトップに繋げていきます。
(7)引っかかりチェック、及び清掃
完成したネックレスを平らな場所に置き、表面を2~3回ティッシュペーパーで拭きます。(検品)
こうすることで、作品が綺麗になるのはもちろんのこと、固定金具の閉じ口にずれや隙間があるとティッシュが破れるため、検品にもなります。
ティッシュが引っかかった箇所は修正し、
場合によっては新しい金具と交換します。
裏面にも同様の作業を行い、ティッシュが破れなくなればOK。
トップ以外の場所も綺麗に拭いて、完成です!
完成品の『円型幾何学ネックレス』はこちら